分かる!里親制度
さまざまな理由で家庭で暮らせない子どもたちのための制度です。
養子縁組だけでなく、子どもに必要な期間「家庭」に受け入れ育てる「里親制度」があります。
家庭で受け入れて育ててくださる方を「里親」といいます。
里親の種類(タイプ)
里親制度には、あなたのご家庭の環境や気持ちに合わせたタイプがあります。
「一定期間暮らす」はぐくみホーム(養育里親)
事情があって家庭で育てられない子どもを自分の家庭に受け入れて育ててくださる方のことです。
一般的には養育里親の事ですが、大阪府では「はぐくみホーム」といいます。
子どもが自立したり、生まれ育った家庭に戻ったりするまで、自分の家庭に受け入れて育てて
いただきます。期間は、子どもの事情によって様々です。
数週間から1年以内の短期間のこともあれば成人になるまでの長期間になる場合もあります。
期間は子どもの事情や状況に応じて変化することもあります。
「養子として育てる」養子縁組里親
親が養育できない子どもを養子として育ててくださる方。
原則6歳未満の子どもを特別養子(戸籍上も自分の子どもとして育てる事)を
前提として養育する里親です。
養子縁組が成立するまで里親として子どもを育てます。
「週末や夏休みなど休日を過ごす」週末里親
乳児院や児童養護施設等で生活する子どもたちが、
家庭生活を体験できるよう、週末や夏休み等に家庭に迎え入れてくださる方。
施設で長い期間生活していると家庭の様子を知らないまま成人してしまいます。少しでも家庭生活が体験できるようにとボランティア的なものです。
「祖父母宅やきょうだい宅」などの親族里親
両親が亡くなったり、行方不明等の事情により子どもを育てる事が出来なくなった時、
祖父母・兄姉などで育ててくれる方。
「経験と専門知識を持つ方」による専門里親
虐待などで心身ともに傷ついた子どもや障害のある子どもに対し、経験と知識を生かし、
家庭で育ててくださる方。
専門里親になるには、はぐくみホーム(養育里親)の経験が必要などの条件があります。専門的な知識が必要な事から研修が必要となります。
おひさまでは、里親支援に関するイベントなどに参加しております。イベント等にお越しいただくことで里親について、詳しくご説明させていただきます。お気軽にお問い合わせください。